木に合わせてつくる。SASAHARAのクラフト。
株式会社ウッド&ライフは、笹原竹一氏が旭川市にて昭和45年に創業した工房木工芸笹原の販売を担う役割として平成23年に創業しました。
SASAHARAシリーズは北海道木製品専門店ウッド&ライフの オリジナルブランドとして令和5年に商品の開発、販売を開始しています。
工房木工芸笹原の創業者笹原竹一氏による「木に合わせて作る」という考え方のもと、お客様が木とともに暮らすシーンをイメージし、木と向き合い木の美しさや性質の良さを引き出すよう製品をデザインしています。
木の素材を生かしたシンプルで機能的なデザイン。
北海道旭川市の製材は、市内に木材市場、製材所があり、木材の高い品質が実現できています。そのため、素材自体が美しく魅力を持っており、素材そのままの良さをできる限り生かすべきと考えました。
SASAHARAの特徴であるシンプルな木工デザインは、素材の美しさや質感を最大限に引き立たせ、機能性と美しさを兼ね備えた製品を作ることをコンセプトとしています。以下、SASAHARAの木工デザインの特徴です。
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ミニマリズム: 不必要な装飾を省き、シンプルで清潔なラインや形状を重視します。無駄を削ぎ落としたデザインが特徴です。
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自然な素材の活用: 木材の自然な質感や色合いを生かすことが重要と考え無垢の木材や天然木の特徴を活かしたデザインとしています。
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機能性と実用性: 機能性と実用性を重視します。無駄のない構造や使いやすさを求めています。
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モダンなアプローチ: モダンなアプローチを取り入れています。モダンなデザイン要素やテクニックを取り入れることで、より洗練された印象を与えるようデザインしています。

笹原 竹一
木工旋盤の加工技術に長け、初期は木の丸太を削り出した木の壺を作成していました。笹原竹一の作品は木の素材の良さをそのまま生かすものが多く、木のそれぞれが持つ特徴である色味や木目など、木を生かして作るという考えが反映されています。代表作の「樺こぶ細工」は自然環境の中で偶然できる木のこぶを加工したもので、木のこぶの複雑な木目や風合いをそのまま生かす作風で木の素材の美しさが最大限引き出された、笹原マインドの象徴と言える作品です。その作風が評価され、全国の百貨店催事に招かれ多くのお客様に評価をいただいております。
昭和53年 2月 第21回旭川秀作民芸品展 旭川民芸品振興連合会 長賞
昭和54年 2月 第22回旭川秀作民芸品展 旭川商工会議会頭賞
昭和54年 3月 第19回北海道秀作民芸品展 札幌市長賞
第19回北海道秀作民芸品展 札幌タイムス賞
昭和55年 2月 第23回旭川秀作民芸品展 北海道工芸意匠考案 保護審議会長賞
3月 第20回北海道秀作民芸品展 旭川市長賞